ペットと暮らすことで起きるトラブル回避するために
:「施設側がしっかりしてるか確認する方法とかなにかありますか?」とのことですが、候補となる老人ホームをいくつかあげて、実際に見学に行ってみてください。
資料やパンフレット、公式ホームページなどの情報に目を通すことも大切ですが、それだけではその介護施設に漂う空気感のようなものは察知できません。
見学はご本人だけでなく、ご家族も行くことができます。
ご家族の方が、客観的な視点で冷静に判断できる部分もあります。
契約する前に必ず出向いて、入居者の方々とは気が合いそうか、スタッフさんたちの雰囲気などを確認してみましょう。
見学で好印象だったところは、体験入居をしてみることをおすすめします。
体験入居というと1泊2日だけだと思われがちなのですが、1週間や1カ月も泊まることが可能です。
入居してからイメージと違ったということがないよう、じっくり決められますので、ぜひ利用してみてください。
・人間関係は大丈夫?
「老人ホームって人間関係とかって大丈夫なんでしょうか?」とのことですが、こちらもやはり、実際に見学や体験入居をしてみることで判断しやすくなります。
本当にそりが合わないところでしたら、たった数時間でもわかることは大いにあります。
レクリエーションが充実しているところでは、共通の趣味を持つ仲間ができやすいかもしれません。
老人ホームによっては、みんなで協力して取り組むタイプのものと、一人で作業に没頭し打ち込むことができるタイプのものと、両方用意されています。
住宅型有料老人ホームなどの、入居者が自由に外出することができる施設なら、施設内だけに良好な人間関係を求める必要もありません。
老人ホームはあくまでも住まいとして円滑に過ごせればいいと割り切り、趣味や娯楽、人間関係は施設外に求めるというスタイルもいいと思います。
・個室への入居
「父親が集団生活をしたことがないのでかなり心配です。」
他の入居者の方と相部屋のところと、完全個室で部屋を独り占めできるところがありますので、個室の空きがあるところを探してみてはいかがでしょう。
老人ホームにはレクリエーションがありますが、一般的に参加は強制ではありませんので、参加しなくても問題ありません。
老人ホームによっては、施設内でのお悩みなどを相談したり、健康上のアドバイスをもらえるなど何かと力になってくれるコンシェルジュがいるところもあります。
その施設で集団生活を送れそうかということは、やはり見学や体験入居に参加をして、ご本人が判断してみるのが一番でしょう。